Over or Lost, Seventh

どこかに居る1人の人間が、生きた証を書き残す場所。たぶん。

オリジナルコーデ(オリコ)作りで使えるかもしれないコツ講座 "Make Your Coorde!!"①

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☆まえがき

 

皆さん、DCDアイカツオンパレード!を楽しく遊んでいますか?

DCDアイカツには、プレイヤー自身が好きな組み合わせで自分だけのコーデを作り上げる「オリジナルコーデ(通称:オリコ)」という遊び方が存在します。

今回はDCDアイカツ!シリーズにおいてオリコを作ろう!となった際に、ちょっと役に立つかもしれない私なりのコツや情報をまとめてみました。
オフィシャルのコーデとはまた違った可能性を見つけ出す、楽しいオリコ作りの世界へ踏み出す1歩のきっかけや助けとして、少しでもお役に立てれば幸いです。
「人の作ったオリコはよく見るけど、自分で作るのはハードル高そう…」と思っている方も、「もっと新しい楽しみ方を自分で見つけてみたい!」という方も、この講座を読んで、是非自分がオリコを作る際の参考にしていただければ幸いです。

 

※本講座は、基本的に筆者の観点に基づく内容が大半となっています。
どこを参考にするか、読んだ上でどのように活かすかは皆さん次第です。
「全てこの通りにやれば誰でもできる!」という趣旨のものではありませんのでご了承ください。

 

☆本講座は大きく分けて3つの記事に分かれています。

①まえがき、前準備…☆この記事。

②組み合わせ(カード、筐体)…

seventhviolet.hatenablog.jp

③完成後、番外編(コラム)…

seventhviolet.hatenablog.jp

 

 

①前準備


●どんなコーデを作りたい?

 

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まず、オリコを作る上で最初に大事なのは「どんなコーデを作りたいか」です。
最初に何らかの構想がないと、いきなり「なんかいい感じに組んで出来の良いオリコ作りたい」と意気込んだところでアイディアはそうそう浮かんできません。
もう1つ大事なのは、その構想の芽をどこから引き出していくかということです。
この辺は人によって多少の差があるかもしれませんが、私の場合大きく分けて"イメージ"と"キーパーツ"という2パターンに分かれています。

では、それぞれの要素について少々簡潔にですが解説していきます。

 

・"イメージ"と"キーパーツ"について

 

まずは"イメージ"。
おそらくこれまでオリコを組んだことが無い人でもなんとなくどんな感じか浮かびやすいのはこちらでしょう。

事前に1つ完成形のイメージを組み上げ、それに向けて似合うパーツと組み合わせを模索していくやり方です。
様々なパターンがありますが、ざっくり例を挙げていきます。
・キャラクター(○○ちゃんの衣装再現/モチーフ)
・テーマ(バニーガールやチアガール等、一般的イメージがある程度確立されているもの)
・シチュエーション(○○なシーンに合うコーデ、といった具合。どちらかといえば企画やコンテスト寄り)

イメージの最大のメリットは、「最終的な完成形が事前にある程度イメージできる」ことです。
最初にある程度固めることができれば、とりあえずでも自分でゴールが作れます。
イラストが描ける方であればラフを書き起こしてみるというのも一手でしょう。*1
ただしあまりカッチリ決めすぎると組み合わせで難儀する可能性が極めて高いので、その辺は遊びを作るか組み合わせ段階で柔軟に対応・変化させていけばよいと思います。

 

もう1つが"キーパーツ"。
これは予めコーデの起点となるカードを1枚選び、そこから組み合わせを考えていくものです。
どの部位でも対象にできますが、個人的にトップス・アクセ辺りがやりやすいかなと。

こちらのメリットは「完成形を後からいくらでも拡張できる」そして「事前に明確なイメージが出来なくても組み始められる」ことです。
どちらかといえば最終的な完成というより組み合わせ作業に重点を置いたスタイルになります。
組み方によっては、自分が全く想像できなかった意外なコーデが出来上がるかもしれません。
ただし、どのタイミングで完成とするかはよく考える必要があります。

どちらもあくまで手法の1つなので、一概にどちらがいいというのはありません。
自分に合うタイプのきっかけを探していくのが第1です。

 


●「オリコを作るためのカード」について考えてみる

 

オリコを組む上で地味に悩ましいのが「組み合わせるカードのチョイス」。
今やアイカツカードの種類は(色違いなども含め)膨大な量になっており、いざ組もうとしても「どうチョイスしたらいのか、まずはどの辺りから見るべきかわからない」となってしまう方もいるかもしれません。

一口にアイカツカードといっても様々な区分分けができますが、今回は一例として「レアリティ」に着目して考えていきます。
※扱いが複雑な為、今回はP(プロモ)のみ除外します。


・N(ノーマル)

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種類としては最も多いレアリティのカードです。
全体的な特徴として、「ドレス」というよりは「普段着」に近いものが大半を占めています。
また、基本的にブランドがついていません。*2

このレアリティのメリットは大きく3つ。
・リアルコーデと同じような感覚で気軽に組み合わせを考えられる
・パーツの主張がR以上に比べて控えめなので合わせやすい
・まとまった形で入手しやすく、即興でも組もうと思えば組める

です。特に1番目はオリコの敷居という観点で考えると非常に大きいと思います。
初心者はまずここから始めて組み合わせの感覚を掴んでいくのもアリでしょう。

デメリットは「選択肢が多すぎる」ことでしょうか。
(特に無印~スターズ1年目のコーデは)手持ちだけで全てを網羅することは難しいので、基本的に自分の手持ちカードを材料に考えていくことになります。
また、「ピンポイントでこのカードが欲しい」となった時に入手にとんでもなく難儀することもあります。
カードの管理もざっくりになりがちなので、手持ちでも欲しいパーツを探し当てるのに手間取るなんてことも…

とはいえ最初のうちはデメリットは基本考えず、「手元にあるもので工夫して試す」感じでいいと思います。


・R(レア)

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このレアリティからブランドが必ず付くようになります。
ドレスのバリエーション幅も様々で、「ほぼNに近いR」や「ほぼPRに近いR」も意外と多いです。
ステージ衣装としての属性が全体的に強くなる為、イメージに対して候補がある程度絞りやすくなります。
Nほどではないですがバリエーションも多めです。

このレアリティのメリットとしては
・他レアリティとの互換性が高い(NにもPR以上にも合わせられる)
・Nよりは(少々ですが)ピンポイントで探しやすい
・イメージに合わせたカードの選定がしやすい

といった点が挙げられます。
特にブランドが付くことでドレスパーツ1つ1つにも「個性」や「主張」が前面に出てくるので、イメージに対してカードの候補を絞りやすくなるのは大きいです。

デメリットは強いて言えば「弱点となるポイントの幅も広い」こと。
Nの弱所もPR以上の弱所も、それぞれのレアリティよりは少ないながらも持ち合わせています。


・PR(プレミアムレア)、CP(キャンペーンレア) 他

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いきなりざっくり区分になりましたが、上位~最上位と特別枠レアリティということで。
所謂「花形」となるような豪華なドレスが多く、個々の知名度も高いものが揃っています。
この辺りになると完全にステージ特化衣装となり、パーツ単位でも派手なものが多くなってきます。
また、CPドレスは季節系イベント(ハロウィン、クリスマス等)をテーマに据えているものが多いです。

このレアリティのメリットとしては
インパクトが強くなる為、華のあるコーデが作りやすい
・パーツをピンポイントで探しやすい
・羽や背面エフェクト等、ファンタジー要素が強いコーデも作れる

といった点。
一方でデメリットとしては
・パーツ単位の主張が激しい為、組み合わせると他のパーツと喧嘩しやすい
・同ブランド同士で合わせると無難になってしまいがち
・キーパーツとして使う場合は、元コーデとの差別化も意識する必要がある

といった点が挙げられます。不慣れなうちは使ってアクセのみ、とかに留めておくといいでしょう。
どうしてもメインで使いたい!という場合は、上記の特性をよく把握した上で頑張ってください。
難易度は高いですが、PR以上のみで完成度の高いコーデを組むことも可能です。
※初めての場合は基本おススメしません。まずは組むことに慣れていきましょう。


どんなカードにも活かし方はたくさんあります。
実際に色々組み合わせてみながら、自らの可能性を開拓していきましょう。

 

 

 

さて、少々早いですが第1回はここまで。

次回はいよいよオリコ作りの要、「組み合わせ」について書いていこうと思います。

久々にこういうのを書くので少々手探りですが、大丈夫かな…

 

では、次回更新もお楽しみに!

 

*1:現在放送中の「アイカツオンパレード!」でも、主人公の姫石らきちゃんがスケッチブックにイメージラフを書きながらドレスを作り上げていっていますが、イメージとしてはまさにあんな感じです

*2:※無印時代のドレスはブランド付きのものも半々の割合程度で収録されていましたが、スターズ以降は原則ノーブランドとなっています。また、ブランド付きNドレスがのちに復刻される場合はRドレスとして収録されています。