Over or Lost, Seventh

どこかに居る1人の人間が、生きた証を書き残す場所。たぶん。

2017/3/4~3/5 うめ展in新潟行ってきた&サイン会参加してきた

こんばんは。無事24歳を迎えました紫雲ななせです。

今回は熱が冷めぬうちに書き記しておこうかと思います。

 

3/4~3/5、一泊二日で新潟へ行ってきました。

無論目的は「蒼樹うめ展in新潟」、

 

 

そして先日当選したサイン会です。

 

 …今見るとものすごい動転っぷりですね。まぁ無理もないか。

 

そんなわけで、3/3の仕事後急いで帰宅して支度を整え、夜行バスに飛び乗り新潟へ。

なんだかんだで新潟といえばほぼ海しか行ったことが無かったので新鮮な気持ちというかなんというか。

バス乗った途端重度の花粉症に襲われ1時間以上地獄を味わったり、早く着きすぎて時間を潰すために1時間半かけて徒歩でラウンドワンまで行ったりしましたがそれはまぁおいといて…

 

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(※一応書いておきますが、撮影許可エリア内です)

 

今回一番良かったのは物販列も気にせず展示をじっくりと見れたことですね。

ゆのっちの部屋をほぼ独占したりするのは東京でも大阪でも難しかったでしょう。

他にはひだまり絵のメイキングムービーもそうですね。(こっちは意外と内容を結構覚えてましたが)

 

そんな感じで久々のうめ展を堪能しつつ、サイン会整理券配布、そして待機列へ。

緊張のせいか整理券の写真を撮るのをすっかり忘れてましたが番号は39番でした。39(サンキュー)。

 

サイン会のお話(ほぼこれが本編)

 

待機列ではいろんな事を悩みました。

「名前はどう書いてもらうか(本名一本か、PNも併記してもらうか)」

「どのページにサインを書いてもらうか」

「何の話をしようか」

etc…

 

ただ私の場合、意外と「何の話をするか」というか「何を伝えたいのか」は前々から決めていたのでそればかり考えていました。

まぁそこからどう切り出すのか、どう話を広げるのか…という悩みは有りましたがそれはそれとして。

 

今回、私がうめ先生に一番伝えたかったのは「ありがとう」という感謝でした。

アニメ3期(×☆☆☆)で偶然巡り会い、ハニカムを期に交友関係が大きく広がり、そして今に至るまで様々な思い出を作ることができた。

ここ最近私と知り合いになった方にはあまり伝わっていないかもしれませんが、「ひだまりスケッチ」は私の人生に大きく影響を与えてくれた大切な作品なのです。

そして、実は「うめ先生に直接会えるかもしれない」というのがコミケにも足を運び始める切っ掛けの1つでした。

…まぁ、私が参加し始めたC84から暫くapricot+のサークル参加はなく、更には昨年末の冬コミで久々の復活と聞き非常に楽しみに待っていたもののなんとインフルエンザを喰らってしまい強制自宅療養の羽目になるという、なんともタイミングの悪い展開ばかりだったのですが…

皆がTwitterでわいわいしているのを見て血色の悔し涙を流してました。

 

今回も正直そこまで期待はしていませんでした(勿論ワンチャン…とは思っていましたけど)。

東京では結局2度とも外れ、大阪はそもそもその日や初日(チケもぎりデー)には行けず、という具合だったので。

 

…それがまさかの当選ですよ。そりゃ気も動転して転げ回りますよ。

「やっと、やっとこの時が来たんだ」と。

 

…さて、当日の話に戻りましょう。

 

図録のページも決め、名前も結局本名だけで書いてもらうことにし、出番が回ってきました。

(写真はないのですが)会場はほぼ密室で、うめ先生が中心に座って両隣にマネージャー(スタッフ)さんがいました。

ただでさえ近い距離が更に近く感じたことで緊張はもはやMAXに。

最初に図録を渡す所から小刻みに手が震えてて少し笑ってしまいました。

 

そして、うめ先生にこれまでの思いの丈を精一杯伝えました。

ひだまりに出会っていろんな思い出が出来たこと、いろんな人と交流ができたこと、

…私の人生が大きく変わったこと。

その全てに、そしてそのきっかけとなった「ひだまりスケッチ」という作品を作り出し、続けてくれたことに、全力で「ありがとうございます」と伝えました。

 

…ふと気づくと、涙腺が緩んでしまったほどに。

 

前日にも何度もイメトレをしたら高確率で泣いてしまったり、果ては夜行バスの中で見た夢ですらそうなってたので覚悟はしてたんですが、いざそうなってしまうとなんというかもうどうしようもなく…

うめ先生もマネージャーさんもあわわわ…って感じになってしまい、「あーこれは…やってしまった…」と思ってしまったその時。

 

「…よかったら、握手、しましょう?」

 

目の前のうめ先生が、そっと手を差し出してくれたんです。

(一応言っておくと泣き落としで私からせがんだわけではありません)

 

私は必死の思いで涙をこらえ、その手をそっと握り返しました。

その手は小さくて、柔らかくて、

…何より「優しかった」のを今でも鮮明に覚えています。

 

「感謝」を精一杯伝えた結果、もっと大きな「救い」を、「優しさ」を受け取ってしまいました。

ただただ、「ありがとう」という気持ちが沸いて止まらなくなるほど、嬉しかった。

「大好きです、これからもずっと応援しています!お身体に気をつけて頑張ってください」

残った全力でそんな感じの言葉を伝え、私のサイン会は終わりました。

 

 

正直未だに夢かと思うこともあるのですが、自分の手を見るたびにあの感覚が蘇ってくる気がして心がいっぱいになります。

 

…まさに、一生の思い出です。

 

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ウメスと梅酒。4日夜のオフにて。

おいしいものと楽しい会話は人を笑顔にしますね。

とても楽しかったです。

 

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2日連続でおじゃましました。

 

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 実質新潟での締めの一枚。また機会があれば、来ます。

(後期は…懐の余裕次第ですね、割とマジで…)

 

では、今回はこのへんで。

 

P.S.

これ書いてる間に3/6が終わってしまいました。

皆さん、改めて今後共よろしくお願いします。